ここでは、ペットシッターとして独立をしたい方のために、ペットシッターの独立開業の手順をお伝えします。
ステップ1. 市場調査をする
まず、自分が働きたい地域のペットシッター需要を調べます。
競合他社はどれくらいいるか、どんなサービスが人気かなど、情報を集めましょう。
ステップ2. 事業計画を立てる
どんなサービスを提供するか、料金はいくらにするか、どうやってお客さんを見つけるかなど、計画を立てます。
収入と支出の予測もこの時点でやっておくといいです。
ステップ3. 必要な許可を取る
ペットシッターとして独立して開業するためには、「第一種動物取扱業(種目:保管)」で、登録申請・認可が必要です。
登録申請をするためには、市の保健所へ行きます。
登録申請を行って、審査に通ればペットシッターとして開業することができます。
なお、第一種動物取扱業の認可をもらうためには、「動物取扱責任者」という資格証明になるものが必要です。
動物取扱責任者を取得するには、次の3つのうち、1つを満たしている必要があります。
1. 半年以上の実績経験があること
2. 所定の教育機関を卒業していること
3. 所定の資格等を取得していること
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この中でも、3番目の条件が満たしやすいため、「認定ペットシッター」の資格を取っておくと良い、ということですね。
条件を満たして、動物取扱責任者研修を受けると、申請ができます。
ステップ4. 保険に入る
ペットシッターは動物の命を預かる仕事であるため、責任がとても大きいです。
どれだけペットシッターさんが注意を払っていたとしても、散歩中にペットが人に噛みついてしまったり、事故に巻き込まれたり、ペットが病気で突然死んでしまうこともあります。
事故をすべて防げるわけではないので、保険には必ず入っておくようにしましょう。
なお、ペットシッターの保険はいくつかありますが、保険料はだいたい月4,000円から5,000円くらいものが多いです。
ステップ5. 宣伝する
ホームページを作ったり、SNSで活動を知らせたりして、お客さんを見つけます。
チラシを配ったり、地域のイベントに参加するのもいいでしょう。
ステップ6. サービスを始める
準備ができたら、実際にサービスを始めます。
最初は少ないかもしれませんが、コツコツとお客さんを増やしていきましょう。