「犬は何時間くらい留守番できるの?」と悩んでいませんか?
仕事や買い物、外出、旅行などで家を空けるとき、愛犬をひとりで留守番させて大丈夫なのか不安になりますよね。
犬は猫に比べると、飼い主さんとのつながりを強く感じやすい動物です。
そのため、長時間ひとりで過ごすことが苦手な犬もいます。
また、犬は散歩やトイレ、遊び、食事など、毎日の生活リズムが大切です。
留守番の時間が長くなると、トイレを我慢したり、退屈してストレスを感じたり、寂しさから吠えてしまったりすることもあります。
ここでは、犬の留守番は何時間まで大丈夫なのか、長時間留守にするときの注意点や対策を分かりやすく解説します。
愛犬が安心して過ごせるように、ぜひ参考にしてください。
犬の留守番は何時間まで大丈夫?
まずは、犬がどのくらいの時間なら留守番できるのかを確認しておきましょう。
結論から言うと、健康な成犬で留守番に慣れている犬であれば、4〜6時間くらいがひとつの目安になります。
ただし、これはあくまで一般的な目安です。
犬の年齢、性格、健康状態、トイレの習慣、生活環境によって、留守番できる時間は大きく変わります。
「この時間までなら絶対に大丈夫」と考えるのではなく、愛犬の様子を見ながら判断することが大切です。
犬の留守番時間の目安
- 健康な成犬:4〜6時間くらいがひとつの目安
- 8時間以上:犬への負担が大きくなりやすい
- 子犬・老犬:短時間でも注意が必要
- 不安が強い犬:少しずつ慣らすことが大切
成犬なら4〜6時間くらいがひとつの目安
健康な成犬で、留守番に慣れている犬であれば、4〜6時間くらいの留守番ができる場合があります。
たとえば、飼い主さんが買い物や用事で数時間出かけるくらいであれば、落ち着いて過ごせる犬もいます。
ただし、4〜6時間の留守番ができるかどうかは、犬によって違います。
普段から留守番に慣れていて、トイレも室内でできる犬であれば、比較的落ち着いて過ごせることがあります。
一方で、飼い主さんと離れるのが苦手な犬や、外でしかトイレをしない犬の場合は、数時間でも負担になることがあります。
そのため、時間だけで判断するのではなく、愛犬の様子をよく見て決めましょう。
8時間以上の留守番は負担が大きくなりやすい
仕事などで8時間以上家を空ける場合は、犬にとって負担が大きくなることがあります。
8時間以上の留守番では、トイレ、食事、水、寂しさ、退屈、運動不足などの問題が出やすくなります。
特に、外でしかトイレをしない犬にとっては、長時間トイレを我慢することになります。
トイレを我慢する時間が長いと、体への負担になることもあります。
また、長時間ひとりでいることで、寂しさや不安を感じる犬もいます。
吠え続ける、物を壊す、粗相をする、落ち着きがなくなるなどの行動が見られる場合は、留守番が大きなストレスになっている可能性があります。
子犬や老犬は短時間でも注意が必要
子犬や老犬は、長時間の留守番に向いていない場合があります。
子犬は、まだトイレの回数が多く、留守番にも慣れていません。
体も心も成長途中なので、長時間ひとりにすると不安を感じやすいです。
また、老犬は体調の変化が起きやすく、足腰が弱くなっていたり、トイレが近くなっていたりすることがあります。
若いころは留守番できていた犬でも、年齢を重ねると長時間の留守番が難しくなることがあります。
子犬や老犬の場合は、短時間でも様子を見ながら、無理のない留守番にすることが大切です。
留守番できる時間は犬によって違う
同じ成犬でも、落ち着いて過ごせる犬もいれば、少しの留守番でも不安になる犬もいます。
たとえば、ひとりで寝て過ごせる犬もいれば、飼い主さんが少し離れただけで吠えてしまう犬もいます。
また、犬種や性格だけでなく、これまでの生活環境も関係します。
普段から短時間の留守番に慣れている犬は、比較的落ち着きやすいことがあります。
反対に、いつも飼い主さんと一緒にいる犬は、急に長時間留守番させると不安になりやすいです。
「何時間なら大丈夫」と決めつけず、愛犬の表情、行動、帰宅後の様子を見ながら判断しましょう。
犬が長時間の留守番で感じやすいストレス
犬を長時間留守番させると、さまざまなストレスがかかることがあります。
犬は飼い主さんとのつながりを大切にする動物です。
そのため、長時間ひとりでいることに不安を感じる犬もいます。
また、退屈や運動不足、トイレの我慢などもストレスにつながります。
犬が長時間の留守番で感じやすいストレス
- 飼い主さんがいない不安
- 退屈によるストレス
- トイレを我慢するストレス
- 運動不足
- 分離不安の可能性
飼い主さんがいない不安
犬は、飼い主さんとの関係を大切にする動物です。
飼い主さんが長くいないと、不安を感じる犬もいます。
特に、いつも飼い主さんの近くにいる犬や、甘えん坊の犬は、留守番中に寂しさを感じやすいです。
不安が強いと、玄関の近くで待ち続けたり、吠えたり、落ち着きなく歩き回ったりすることがあります。
犬にとって、飼い主さんがいない時間は思っているより長く感じられる場合があります。
そのため、留守番の時間が長くなるときは、不安をやわらげる工夫が必要です。
退屈によるストレス
長時間ひとりでいると、犬は退屈してしまうことがあります。
退屈から、家具をかじったり、ゴミ箱をあさったり、無駄吠えをしたりすることもあります。
これは、犬が悪いことをしようとしているのではなく、ストレスや退屈をまぎらわせようとしている場合があります。
留守番中にやることがないと、犬は自分で遊びを見つけようとします。
その結果、飼い主さんにとって困る行動につながることがあります。
長時間留守にする場合は、安全に遊べるおもちゃや知育トイを用意するなど、退屈しにくい環境を作ることが大切です。
トイレを我慢するストレス
トイレを長時間我慢することは、犬にとって負担になります。
特に、外でしかトイレをしない犬は注意が必要です。
飼い主さんが帰るまでトイレを我慢してしまうと、体に負担がかかることがあります。
また、我慢しきれずに室内で粗相してしまうこともあります。
そのときに強く叱ってしまうと、犬はさらに不安を感じてしまうかもしれません。
長時間留守にする場合は、室内トイレを使えるようにする、ペットシッターに散歩をお願いする、家族に様子を見てもらうなどの対策を考えましょう。
運動不足
犬は、散歩や遊びで体を動かすことが大切です。
留守番が長いと、運動不足になりやすくなります。
運動不足になると、体力が余ってしまい、帰宅後に興奮しやすくなることがあります。
また、ストレスがたまって、吠える、かじる、落ち着かないなどの行動につながることもあります。
留守番前に散歩をしておくと、犬が落ち着いて過ごしやすくなります。
特に、元気な犬や若い犬は、留守番前の運動が大切です。
分離不安の可能性
飼い主さんと離れることに強い不安を感じる犬もいます。
このような状態を、分離不安と呼ぶことがあります。
分離不安の犬は、留守番中に強いストレスを感じ、次のような行動をすることがあります。
分離不安が疑われる行動
- 吠え続ける
- 遠吠えをする
- ドアや家具を壊す
- 粗相をする
- よだれが増える
- 部屋の中を落ち着きなく歩き回る
このような行動が続く場合は、単なる「しつけの問題」ではなく、不安が原因になっている可能性があります。
強く叱るのではなく、少しずつ留守番に慣らしたり、必要に応じて専門家に相談したりすることが大切です。
犬の留守番前に準備しておくこと
犬を留守番させる前には、安全に過ごせるように準備しておきましょう。
留守番中は飼い主さんがすぐに対応できません。
そのため、水、トイレ、室温、安全な環境などをしっかり整えておくことが大切です。
犬の留守番前に準備しておくこと
- 水を十分に用意する
- トイレ環境を整える
- 危険なものを片づける
- 室温を調整する
- 留守番する場所を決める
水を十分に用意する
留守中に水が飲めるように、十分な量の水を用意しておきます。
水が飲めない状態で留守番させるのは危険です。
特に夏場や、よく動く犬の場合は、水分補給がとても大切です。
水入れが倒れる可能性もあるため、複数の水入れを用意しておくと安心です。
また、自動給水器を使っている場合でも、故障や停電に備えて、普通の水入れも置いておくと安心です。
水が汚れていないか、出かける前に確認しておきましょう。
トイレ環境を整える
室内でトイレができる犬の場合は、トイレシートをきれいにしておきます。
長時間留守にする場合は、トイレシートを多めに敷いておくと安心です。
犬によっては、汚れたトイレシートを嫌がることがあります。
その場合、別の場所で粗相してしまうこともあります。
トイレの場所を広めにしておく、予備のシートを敷いておくなど、失敗しにくい環境を作りましょう。
外でしかトイレをしない犬の場合は、留守番前に必ず散歩へ行っておくことが大切です。
危険なものを片づける
誤飲しやすいもの、壊れやすいもの、コード類、薬などは片づけておきます。
犬がいたずらしても危険がない環境を作ることが大切です。
特に注意したいものは、次のようなものです。
片づけておきたいもの
- 薬
- ビニール袋
- 小さなおもちゃ
- 電気コード
- 観葉植物
- 食べ物の入った袋
- ゴミ箱
- 割れやすいもの
犬は退屈すると、普段は触らないものに興味を持つことがあります。
留守番前には、犬の目線で部屋の中を確認して、危険なものを片づけておきましょう。
室温を調整する
夏や冬は、室温管理がとても大切です。
暑すぎたり寒すぎたりすると、犬の体調に影響することがあります。
夏場は熱中症に注意が必要です。
特に、短頭種の犬、子犬、老犬、持病がある犬は暑さに弱いことがあります。
冬場は、寒さで体調を崩す犬もいます。
エアコンや暖房を使う場合は、温度設定やタイマーを確認しておきましょう。
また、直射日光が強く入る部屋や、冷えすぎる場所に犬が長時間いることがないように注意しましょう。
留守番する場所を決める
犬が安心して過ごせる場所を決めておきましょう。
ケージ、サークル、リビングなど、犬に合った場所を選びます。
犬によっては、広い部屋で自由に過ごすよりも、ケージやサークルの中の方が落ち着くことがあります。
反対に、狭い場所が苦手な犬もいます。
大切なのは、犬が安心して過ごせる場所を作ることです。
ベッドや毛布、いつも使っているおもちゃなどを置いて、落ち着ける環境を作っておきましょう。
犬の留守番では、水・トイレ・室温・安全な環境が大切です。
長時間留守にする前に、犬の目線で部屋の中を確認しておきましょう。
長時間留守にするときの対策
長時間家を空ける場合は、犬の負担を減らすための対策が必要です。
水やトイレを用意するだけでなく、寂しさや退屈、運動不足への対策も考えましょう。
愛犬の性格に合わせて、できることから取り入れてみてください。
留守番前に散歩をしておく
留守番前に散歩をしておくと、犬が落ち着いて過ごしやすくなります。
散歩で体を動かしておくことで、留守中に眠って過ごす時間も増えやすくなります。
特に、元気な犬や若い犬は、留守番前にしっかり体を動かしておくことが大切です。
ただし、暑い時間帯の散歩や、犬の体調が悪いときの無理な散歩は避けましょう。
散歩が難しい場合は、室内で軽く遊ぶだけでも良いです。
飼い主さんが出かける前に少しエネルギーを発散させておくことで、留守番中のストレスを減らしやすくなります。
おもちゃを用意する
退屈を防ぐために、ひとりでも遊べるおもちゃを用意しておくと良いです。
知育トイや、噛んでも安全なおもちゃなどが役立つことがあります。
ただし、誤飲の危険があるおもちゃは避けましょう。
小さな部品が取れやすいもの、壊れやすいもの、飲み込めそうなものは留守番中には向いていません。
おもちゃを使う場合は、飼い主さんがいるときに何度か試して、安全に使えるか確認しておきましょう。
犬が興奮しすぎるおもちゃではなく、落ち着いて楽しめるものを選ぶと安心です。
音や照明を工夫する
テレビやラジオの音を小さく流すことで、落ち着く犬もいます。
家の中があまりに静かだと、外の音に敏感に反応してしまう犬もいます。
小さな生活音があることで、安心しやすくなる場合があります。
ただし、音に敏感な犬の場合は、逆にストレスになることもあるため、愛犬の様子を見ながら試しましょう。
また、夕方以降に帰る場合は、照明をつけておくことも考えましょう。
暗い部屋が苦手な犬もいるため、帰宅が遅くなる日は部屋が暗くなりすぎないようにしておくと安心です。
見守りカメラを使う
見守りカメラを使えば、外出先から犬の様子を確認できます。
初めて長時間留守番させる場合や、不安が強い犬の場合に役立ちます。
見守りカメラがあれば、犬が寝ているのか、吠えているのか、落ち着いているのかを確認できます。
また、急に体調が悪くなった場合や、部屋の中でトラブルが起きた場合にも気づきやすくなります。
ただし、カメラがあるから何時間でも留守番できるというわけではありません。
カメラはあくまで確認のための道具です。
長時間になる場合は、家族やペットシッターに様子を見てもらうことも考えましょう。
家族や知人に様子を見てもらう
長時間留守にする場合は、家族や知人に様子を見てもらう方法もあります。
水やトイレ、犬の様子を確認してもらえると安心です。
犬が家族や知人に慣れている場合は、短時間でも来てもらうことで不安がやわらぐことがあります。
トイレシートを交換してもらったり、少し遊んでもらったり、散歩に連れて行ってもらったりできると、犬の負担を減らしやすくなります。
ただし、犬の扱いに慣れていない人に頼む場合は、無理なお願いは避けましょう。
ペットシッターに依頼する
長時間の留守番が心配な場合は、ペットシッターに依頼する方法もあります。
ペットシッターは、自宅に来て犬のお世話をしてくれるサービスです。
散歩、水の交換、トイレ確認、餌やり、遊びなどをお願いできる場合があります。
特に、仕事で帰りが遅くなる日や、旅行・出張で長く家を空けるときに役立ちます。
犬がペットホテルを苦手としている場合でも、自宅でお世話してもらえるため、環境の変化を少なくできます。
ペットシッターに依頼する場合は、事前にサービス内容、料金、対応エリア、鍵の受け渡し方法などを確認しておきましょう。
犬の留守番にペットシッターを利用するメリット
長時間家を空ける場合、ペットシッターを利用すると安心しやすくなります。
犬だけで長時間留守番させるよりも、途中で誰かに見てもらえることで、飼い主さんの不安も減ります。
ここでは、犬の留守番にペットシッターを利用するメリットをお伝えします。
ペットシッターを利用するメリット
- 自宅で過ごせる
- 散歩をお願いできる
- 水や餌を確認してもらえる
- トイレの様子を確認してもらえる
- 写真付きで報告してもらえる場合がある
自宅で過ごせる
ペットシッターなら、犬はいつもの自宅で過ごせます。
ペットホテルに預けるよりも、環境の変化を少なくできます。
犬によっては、知らない場所に預けられることに強い不安を感じることがあります。
自宅であれば、いつもの寝床、いつもの水入れ、いつものにおいがあるため、落ち着いて過ごしやすい場合があります。
特に、環境の変化に弱い犬や、高齢の犬には、自宅でお世話してもらえることが大きな安心につながります。
散歩をお願いできる
犬の場合、散歩をお願いできることは大きなメリットです。
長時間の留守番中に散歩してもらえると、トイレや運動不足の対策になります。
外でしかトイレをしない犬にとっては、途中で散歩に行けるかどうかが大きなポイントになります。
また、散歩で体を動かすことで、犬のストレス発散にもつながります。
ペットシッターに散歩をお願いする場合は、いつもの散歩コース、リードやハーネスの使い方、苦手な犬や場所などを伝えておきましょう。
水や餌を確認してもらえる
ペットシッターに来てもらえば、水や餌の状態を確認してもらえます。
水がこぼれていないか、餌を食べているかを見てもらえると安心です。
長時間留守にしていると、水入れが倒れたり、犬が餌を食べなかったりすることがあります。
ペットシッターが訪問すれば、そのような変化に気づきやすくなります。
必要に応じて、水の交換や餌やりをお願いできる場合もあります。
トイレの様子を確認してもらえる
トイレシートの交換や、排泄の有無を確認してもらえる場合があります。
トイレの失敗や体調の変化にも気づきやすくなります。
たとえば、尿の量が少ない、下痢をしている、トイレを我慢している様子があるなど、気になる変化があれば報告してもらえます。
犬の健康状態を見るうえで、トイレの様子は大切な情報です。
長時間留守にするときは、トイレの確認をお願いできると安心です。
写真付きで報告してもらえる場合がある
ペットシッターによっては、犬の様子を写真付きで報告してくれる場合があります。
外出先でも犬の様子が分かると、飼い主さんも安心しやすくなります。
「散歩に行きました」「水を交換しました」「元気に過ごしています」などの報告があると、不安が減ります。
初めて依頼する場合は、どのような形で報告してもらえるのかを事前に確認しておくと良いです。
長時間の留守番が心配なときは、ペットシッターに散歩や様子確認をお願いする方法もあります。
犬が自宅で過ごせるので、環境の変化を少なくしやすいですよ。
犬の留守番でやってはいけないこと
犬を留守番させるときには、避けた方が良いこともあります。
良かれと思ってしていることが、犬にとって負担になる場合もあります。
安全に留守番させるために、注意点を確認しておきましょう。
長時間、水を用意しない
水が飲めない状態で留守番させるのは危険です。
特に夏場は注意が必要です。
犬は体温調整のためにも水が必要です。
水が飲めない状態が続くと、体調不良につながることがあります。
出かける前には、水が十分にあるか、水入れが倒れにくい場所にあるかを確認しましょう。
長時間留守にする場合は、水入れを複数用意しておくと安心です。
暑い部屋や寒い部屋に放置する
室温管理をしないまま留守番させると、体調不良につながることがあります。
夏場は熱中症、冬場は寒さによる体調不良に注意が必要です。
特に、子犬、老犬、短頭種、持病がある犬は、暑さや寒さに弱いことがあります。
エアコンや暖房を使う場合は、温度設定やタイマーを確認しておきましょう。
部屋の中でも、日差しが強く当たる場所や、冷えすぎる場所は避けるようにします。
誤飲しやすいものを出したままにする
小さなおもちゃ、ビニール、薬、コード類などは片づけておきましょう。
犬が口にしてしまうと危険です。
留守番中は、飼い主さんがすぐに止めることができません。
そのため、危険なものは最初から届かない場所に片づけておくことが大切です。
特に、退屈しやすい犬や、いたずら好きな犬の場合は注意が必要です。
ゴミ箱や食べ物の入った袋も、犬が開けられない場所に移動しておきましょう。
いきなり長時間留守番させる
留守番に慣れていない犬を、いきなり長時間ひとりにするのは避けた方が良いです。
犬にとって、急に長時間ひとりになることは大きな不安につながります。
まずは5分、10分、30分など、短い時間から少しずつ慣らしていきましょう。
短時間の留守番で落ち着いて過ごせるようになってから、少しずつ時間を延ばしていくと安心です。
急に長時間留守番させる必要がある場合は、家族やペットシッターに様子を見てもらうことも考えましょう。
吠えや粗相を強く叱る
留守番中の吠えや粗相は、不安やストレスが原因の場合があります。
帰宅後に強く叱っても、犬はなぜ叱られているのか分からないことがあります。
また、叱られることでさらに不安が強くなることもあります。
大切なのは、なぜ吠えたのか、なぜ粗相をしたのかを考えることです。
退屈だったのか、不安だったのか、トイレを我慢できなかったのか、原因を探して対策しましょう。
叱るよりも、留守番しやすい環境を作ることが大切です。
留守番に慣れさせる方法
犬が安心して留守番できるように、少しずつ慣れさせることも大切です。
いきなり長時間の留守番をさせるのではなく、短い時間から練習していきましょう。
留守番は、犬にとって練習が必要なこともあります。
短時間から始める
最初は5分、10分など短い時間から始めます。
飼い主さんが少しだけ外に出て、すぐに戻る練習をしてみましょう。
犬が落ち着いて待てるようになったら、少しずつ時間を延ばしていきます。
最初から長時間にすると、犬が強い不安を感じてしまうことがあります。
短時間の成功体験を積み重ねることが大切です。
出かける前に大げさにしない
出かける前に大げさに声をかけると、犬が不安になりやすいことがあります。
「ごめんね」「すぐ帰るからね」と何度も声をかけると、犬はこれから何か特別なことが起こると感じてしまうことがあります。
出かけるときは、できるだけ自然に出るようにしましょう。
毎回落ち着いた流れにすることで、犬も「留守番は特別なことではない」と感じやすくなります。
帰宅後も落ち着いて対応する
帰宅後に大げさに反応すると、犬の興奮が高まりやすくなります。
もちろん、喜んで迎えてくれる犬を見ると、飼い主さんもうれしいですよね。
でも、毎回大げさに反応すると、犬にとって飼い主さんの外出と帰宅が大きな出来事になりすぎることがあります。
帰宅後は、まず落ち着いて対応しましょう。
犬が落ち着いてから、なでたり声をかけたりすると良いです。
安心できる場所を作る
犬が落ち着いて過ごせる場所を用意します。
ベッド、毛布、ケージ、サークルなど、犬が安心できる場所を作りましょう。
犬によって、安心できる場所は違います。
飼い主さんのにおいがついた毛布があると落ち着く犬もいます。
暗めの場所や囲まれた場所が好きな犬もいます。
愛犬が普段よく休んでいる場所を参考にして、留守番中も安心できるスペースを作ってあげましょう。
留守番中に楽しいことを用意する
安全なおもちゃや知育トイなどを用意すると、留守番中の退屈を減らせます。
ただし、留守中に使うおもちゃは安全性を確認しておくことが大切です。
壊れやすいおもちゃや、飲み込める大きさのものは避けましょう。
飼い主さんがいるときに試して、安全に遊べることを確認してから使うと安心です。
犬にとって、留守番中にも楽しめるものがあると、ひとりの時間を前向きに過ごしやすくなります。
犬の留守番に関するよくある質問
ここでは、犬の留守番に関するよくある質問をご紹介します。
Q1. 犬は8時間留守番できますか?
成犬で留守番に慣れている場合は、8時間の留守番ができることもあります。
ただし、犬にとって負担は大きくなりやすいです。
トイレ、水、運動不足、寂しさへの対策が必要です。
特に、外でしかトイレをしない犬や、不安が強い犬の場合は注意しましょう。
8時間以上になる場合は、途中で家族やペットシッターに様子を見てもらうと安心です。
Q2. 子犬は何時間まで留守番できますか?
子犬は長時間の留守番に向いていません。
トイレの回数も多く、寂しさや不安も感じやすいため、短時間から慣らすことが大切です。
月齢が低いほど、留守番できる時間は短く考えた方が良いです。
いきなり長時間留守番させるのではなく、まずは数分から練習しましょう。
仕事などで長く家を空ける必要がある場合は、家族やペットシッターのサポートも考えると安心です。
Q3. 老犬を留守番させても大丈夫ですか?
老犬は体調の変化が起きやすいため、長時間の留守番は注意が必要です。
若いころは問題なく留守番できていた犬でも、年齢を重ねると不安が強くなったり、トイレが近くなったりすることがあります。
また、足腰が弱い犬や持病がある犬は、急な体調変化も心配です。
老犬を留守番させる場合は、短時間にする、室温を整える、水やトイレを分かりやすくするなどの準備が大切です。
できれば、家族やペットシッターに様子を見てもらうと安心です。
Q4. 留守番中に吠える場合はどうすればいいですか?
留守番中に吠える場合は、不安、退屈、外の音への反応など、原因を探すことが大切です。
まずは、見守りカメラなどで留守中の様子を確認してみると、原因が分かりやすくなります。
留守番前に散歩をする、おもちゃを用意する、外の音が聞こえにくい環境を作るなどの対策があります。
不安が強い場合は、短時間から留守番に慣らしていくことも大切です。
吠えたことを強く叱るだけでは、根本的な解決にならないことがあります。
Q5. ペットシッターに散歩だけお願いできますか?
散歩だけ依頼できる場合もあります。
ただし、対応内容はペットシッターによって異なるため、事前に確認しましょう。
散歩をお願いする場合は、いつもの散歩コース、リードやハーネスの使い方、苦手な犬や場所、拾い食いの有無などを伝えておくと安心です。
外でしかトイレをしない犬の場合、長時間留守にする日の散歩代行はとても役立ちます。
料金や対応時間も事前に確認しておきましょう。
【まとめ】犬の留守番は何時間まで大丈夫?
健康な成犬で、留守番に慣れている犬であれば、4〜6時間くらいの留守番ができる場合があります。
ただし、これはあくまで目安です。
犬の性格、年齢、健康状態、トイレの習慣、生活環境によって、留守番できる時間は変わります。
8時間以上になると、犬にとって負担が大きくなることがあります。
子犬、老犬、持病がある犬、不安が強い犬は、短時間でも注意が必要です。
長時間留守にするときは、水、トイレ、室温、安全な環境を整えておきましょう。
また、留守番前に散歩をする、おもちゃを用意する、見守りカメラを使う、家族やペットシッターに様子を見てもらうなどの対策も大切です。
愛犬が安心して留守番できるように、年齢や性格に合わせた準備をしておきましょう。
長時間の留守番が心配な場合は、ペットシッターに散歩や様子確認をお願いすることも考えてみてください。



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犬の留守番時間の目安や、長時間家を空けるときの対策を分かりやすくお伝えします。